開発のきっかけは
「サコティス」との出合い
木製の棒を芯とし、生地をかけて焼くバウムクーヘン。
起源は諸説ありますが、一説では東欧の伝統菓子といわれています。
それがリトアニアに古くから伝わる「サコティス」です。
とある中東のお客さまとの商談の際、手酌で生地をかけて暖炉の直火で焼く製造風景の動画を見せていただき、私たちはその存在を知りました。
バウムクーヘンと似た製法といえば、ハンガリーの伝統的なパン菓子「クルトシュ」も。
いずれも当社のオーブンで再現することも難しくはありません。
ただ、「せっかくお店の一等地に設置されているバウムクーヘンオーブンで、ゲストの目をくぎ付けにする特別なバウムクーヘンを焼いてもらえたら…」との思いから、サコティスやクルトシュをオマージュした新感覚バウムクーヘン「フールセックバウム」が誕生しました。